オタク文化の切れの端

基本的にweb小説を紹介するブログです。普通のラノベも読みます。批評とかもします。たまに一般文芸とか映画の感想とか思ったこととかが入ります。

【ネット小説 紹介】逆行転生したおじさん、性別も逆転したけどバーチャルYouTuberの親分をめざす!

 2017年末から2018年夏までに囚われている私たちへ、強めの幻覚を贈る。

 Vファンおじさんは死んだ! ところが悪魔がやってきて人生やり直しの機会を? でも特にやり直したいことはない。いや、ひとつだけ――もっとVtuberのてぇてぇが見たかった。それならいっそ、自分がVtuberの親分になればいいのでは?
 ちょっとのチートを使って目指すは世界初のVtuber。ところでなんで女の子になったんですかね? おじさん、男の子だよ?

※本編完結済み。番外編不定期更新中。

※前提※
すべてのVtuberが大好きで、それを支えるすべての技術者に敬意を表します。現実には勝てないことは重々承知です。この物語に実在のVtuberは出てきません。

本文あらすじより

  

 

 

おすすめ度☆☆☆(☆)

(おすすめ度 指標

☆5つ 万人におすすめ出来る完成度が非常に高い小説

☆4つ 小説好きには勿論、殆どの層におすすめできる完成度の高い小説

☆3つ 少し癖があるものの小説好きにおすすめ 

の目安で付けています)

 

 

 

  この小説はvtuberリスペクトのエンタメ小説です。ヒューマンドラマってなると重くなっちゃうのでこんな微妙な感じの表現に。

 中身的にはvtuverのファンだった主人公がTS転生してVtuber流行らせるぜ! って感じの小説です。時流に乗ったネタをうまく扱ってると思います。あくまでパラレルワールドという感じなので現実のVtuverは出てきませんが、これってあれがモチーフだなとニヤリとするところが結構あるので、ファンの人はより楽しめると思います。

 と言っても本編の完結まで主人公たちの物語になっているので、現実のVtuberの拡張コンテンツみたいな楽しみ方は無理ですね。あくまでVtuberというコンテンツのエンタメ小説という感じです。

 現在は本編完結済みで、定期的に番外編を追加しているという状態ですね。番外編では架空のvtuber動画ネタみたいなのをやっています。余談ですがこういう題材でネットのコメントなんかを作中に登場させたりすると結構重くなりがちなのですが、その辺が程よい塩梅なのが好印象でした。たまにありますからね。作中で掲示板の書き込みを映したはいいものの、現実からするとあんまりに頓珍漢だったりすること。

 しかしまあこの辺りが普通に作品として出てくる程度にはvtuberというジャンルが浸透したんだなぁと少し感慨深くもあります。私個人としてはたまに見るという程度ですが、これからもコンテンツの一つとして残り続けるのは間違いなさそうです。こうして新しい文化が出来て浸透していく様をリアルタイムで見れるというのは結構貴重なのかもしれませんね。

 とまあ余談はさておいて現実でもVtuberにハマってる! という人にはとてもおすすめできます。まあ名前くらいは知ってるけどそこまで……という人にもジャンルに触れる窓口として楽しめると思います。

 

 

https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n3530fy/